アメリカでも日本食スーパーとかで納豆は買えるけど、高いです。

3パック入りが約$2、2023年9月28日現在で1ドル149円(ひぇー)なので、1パック約100円です。
でも納豆は健康に良い。特にアメリカでは栄養偏りがちなので、免罪符のためにも納豆は気兼ねなく食べたい。納豆さえ食べとけば許されるよね。きっと。
ということで、わが家では納豆を自作しています。
だいたい、1パック分50gを$0.1で作れます。その詳細をご紹介します。
必要になるもの
量・サイズ | 備考 | |
---|---|---|
インスタントポット | どれでも | うちは6QTのやつ |
乾燥大豆 | 700~1kg | 1kg以上になると6QTじゃきつい |
納豆菌 | ほんのちょっと | 小指の爪に引っかかるかどうかくらい |
納豆入れる容器 | 必要数 | タッパー的なやつ |
インスタントポット
アメリカ節約生活の必需品、インスタントポットを使います。うちで使ってるのは6QTサイズなので、その前提で分量とか示します。
乾燥大豆
日系・中華系スーパーとか色々探したけど、結局Amazon.comでまとめて買うのが一番安かったです。これが私調べで最安。20lbsで約$46(2023年9月現在)。
注文すると「どのサイズにする」ってメッセージが届くので、「納豆用(Natto)でよろしく」と伝えたらちょっと小さめの乾燥大豆が届きます。水で戻したら2倍くらいにサイズアップするので、これがちょうどよい。
ちなみに最初の方はこれを使ってました。ちょっと粒が大きめです。
7lbsで$22.5なので上のやつより少し割高ですが、量が少ないのでお試しに最適。1回の納豆作り(50パック分)で約2lbs使うので、これでもまあまあな量ありますが。
納豆菌
私は日本から持ってきましたが、アメリカでも買えるようです。
$14で3gしか入ってませんが、1回で0.1~0.3gしか使わないので、なくなる気がしません。多めに入れて1回0.3gとしても、1パック分のコストは$0.03となり、無視してよいでしょう。
納豆入れる容器
冷蔵庫・冷凍庫に入れやすく小分けで食べやすい、タッパー的なやつがあると便利です。

作り方
基本的にこちらの動画ほぼそのままの手順で作ってますが、手順の書き起こしと、あとちょっと細かいところオリジナル仕様なので、あとで補足します。

- 漬ける時間は24時間くらい
- 乾燥大豆の量ですが、6QTのインスタントポットでギリギリ作れる量が1kg、これが水を含んで約2.5kgになります
- 1kgでも、インスタントポットの蓋にある排気口・バルブの部分と干渉してしまってうまく圧力がかからなくなるときがあります
- 蓋をぐっと押したり引っ張ったりしたら圧がかかったりする
- 無難なのは700g、攻めるなら1kg
- 私はいつも攻めてます(何度も作るの面倒なので)
- ザルで水を全部捨てて、インスタントポットで茹でる
- 水の量は、ギリギリ大豆が顔を出さなくなくなるくらい。ひたひた。
- インスタントポットの設定
- Pressure cook
- High Pressure
- 15分
- バルブ:閉(Sealing)
- 圧力が自然に抜けるまで待つ
- 強制開放はしない。したことない。
- 全部で1時間くらい
- 茹でたら大豆の皮が上に集まってるので適当に取る
- 煮汁を大さじ3くらいだけ計量カップ等に残してあとは捨てる
- 鍋の汚れが気になる場合は軽く洗ってから、大豆を鍋に戻す
- 私はさっと水で流す程度
- 変な菌が入ってもいやだし
- とっておいた煮汁に納豆菌を0.1g、ほんのちょっと(左写真参照)入れて混ぜ、鍋の中の大豆にかける
- 納豆菌をまんべんなく行き渡らせるイメージで混ぜる

- インスタントポットにキッチンペーパーをかぶせ、蓋を軽く乗せる程度に置く(息ができるようにするイメージ)
- 蓋からパッキンを取っておくと、納豆臭が染みつかなくてよい
- あとから戻すのを忘れずに
- ヨーグルトモードのLessで22時間
- 終わったら様子を見て、まだ粘り気足りないな、もっといけんちゃうかって思ったら追加でHigh×2時間
- 私は今まで6回作ってきましたが、毎回追加してます
- この時点では、納豆臭に加えてツーンとアンモニア臭がすることがありますが、あとで冷蔵庫で寝かせることで消えます

- きれいに洗って乾燥させた容器に納豆を取り分けていく
- 熱湯消毒した方がいいんでしょうが、私は面倒なのでやってないです
- (最初はやってました)
- 均等に分けたいので、重さを量りながら
- アンモニア臭を消すために冷蔵庫で1-2日寝かしてから食べる
- 冷蔵庫保管は、わが家は2週間くらいを目安にしてる
- それ以上保管することになりそうな分は冷凍庫へ
わが家の納豆作りスケジュール
安くできるのはいいけど結構手間がかかります。実際の作業時間は言うてそれほどありませんが、日にちをまたいで3日間かかるんですよね。そして、連続的な作業が必要。なので、計画的に作業着手する必要があります。わが家の例をご紹介します。
子供たちを寝かしつけた後、作業開始。
乾燥大豆を洗って水に漬ける(24時間)
大豆を茹でる(1時間ちょい)
ヨーグルトモードLessで発酵開始(まず22時間)
粘り気を確認し、Highモードで追加2時間セット
納豆完成。容器への小分け作業
片付けやらなんやかんやで24時ごろ作業完了。おつかれさまでした!
納豆作りまとめ
節約のために始めた納豆作りですが、自分で乾燥大豆から作った納豆はどこか香り豊かでとっても美味しい!ちょっと面倒ですが、おすすめです。参考になれば嬉しいです。
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