MENU

アメリカ滞在での格安SIMはTelloが安い!1年滞在ケースでのお得な契約プランを共有|10ドル分クーポン付き

SIMはアメリカに着いたらなるべく早く契約したいですよね。私の場合、スマホは日本からiPhone 13 miniを持ってきたので、あとはアメリカで使えるSIMを契約すればよいという状態でした。そして、できれば当日に欲しいところ。幸運にもiPhoneはeSIM対応なので、SIMカードが届くまで待つ必要も店舗に行く必要もなく、ネットでeSIMを契約すればすぐ使えるはず。

ということで、到着したその日のうちに契約すべく、アメリカのSIMを片っ端から調べました。実店舗にも行ってみたけど、大手のAT&Tとかやっぱ高いんですよね。

5GBで$30/月とか高すぎ

行きついたのはTello。アメリカの格安SIMです。これが安い。ちょうどよさげな2GB+100分通話で$11/月。AT&Tが$30だったのと同条件(5GB+無制限通話)だと$19/月。さらに、裏技的にうまく運用することで通信量・無料通話の繰り越しもでき、これを駆使すると3GB+100分実質$11/月で手に入れられます。

ということで、私が契約したTelloのプランと繰り越しの裏技、またその中で学んだプラン選定のコツと具体的なプランを共有します。

2023年12月5日
Telloがプランをさらにお得に変更!
以降の記事は以前の情報のままなので、「もっとお得になる」と思ってお読みください。

\あなたも私もお得!/

My referral code: P3ZBJ383

目次

前提条件

入念な調査の末にTelloを選んだ私はこんな状況でした。

  • eSIM対応のSIMフリー端末を持ってきてた(iPhone13mini)
  • アメリカ入国した当日(2023年3月31日)から使いたい
  • 回線の速さとか安定性とかはどうでもいいから、とにかく安いのが良い
  • 最初は電話はたくさんするだろうから無料通話付き、100分くらい
  • でも通信量はそんなにいらないから2GBもあれば良さそう
  • アメリカ滞在期間はぴったし1年間(365日)

Telloの概要と特徴

Telloの詳細はネット検索するとたくさん出てくるのでそちらに譲るとして、ここではTelloにした決め手だけをざっくりまとめます。

これが理由でTelloに決めた
  1. 一番安い。2GB+100分通話で$11/月
  2. 裏ワザと使うと通信量と無料通話が繰り越しできる
  3. ボーナスがもらえる(10ドル分)

Telloの料金設定

最新情報は公式サイトで確認していただくとして、私が契約した当時(2023年)はこんな感じ。

スクロールできます
無料通話→
通信量
0100分300分500分無制限
0 GB$5$6$7$8
0.5 GB$5$6$7$8$9
1 GB$6$7$8$9$10
2 GB$7$11$12$13$14
5 GB$15$16$17$18$19
10 GB$20$21$22$23$24
無制限$29$29$29$29$29
全て税抜きの月額。10~12%くらい税金が乗ります。1GB+100分で税込み$8.55が実績

単純に「無料通話も通信量も大きい契約の方が単価が安くお得」なように見えて、そうでもないです。あとで繰り越しも踏まえた契約戦略の中で触れます。

秘技:手動契約更新による”繰り越し”

Telloの最大の魅力は、余った通信量・無料通話を次の月へ繰り越し(キャリーオーバー)できること。Telloは月ごとの契約でして、毎月の契約期限が来る前に手動で契約更新することでキャリーオーバーが可能となります。

My Planは1GB/100minなのに、6.73GB/469minになってますよね

逆に言うと、放っておくと自動更新になってしまい、余った無料通話や通信量が繰り越されず消え失せます。具体的なやり方はこちらのブログが良くまとまっているので、ここでは割愛します。

いくつか注意だけあるので、残します。

注意点(制約条件)

「ゼロ」や「無制限」を選んでしまうと繰り越せない

無料通話か通信量をゼロにする契約もできるのですが、これを選ぶと繰り越しが効かなくなります。また逆に、どちらかを「無制限」にしてもダメ。そのため、キャリーオーバーできる最小の契約は0.5GB+100分の$6/月、最大の契約は10GB+500分の$23/月となります。

1年間で13か月分の契約が必要

Telloは1か月単位での契約。例えば5/22に契約したら、次は6/22に自動更新がかかるという仕組みです。その前の6/21までに手動で更新しないと繰り越しできないわけですね。

ぴったし1年間のアメリカ滞在で日本へ帰国しないといけない私はこれちょっと気を付けないといけなくて、1年間で13回の契約が必要ということになります。

ボーナス(Tello Dollars)の制約に注意

申し込み時に紹介コード(私の:P3ZBJ383)を入力すると、10ドル分のボーナスとしてTello Dollarsがもらえます。

“Referral program”のところで確認できます

名前的に「$10分のTello専用ポイント」っぽいんですが、少しだけ注意が必要です。

  1. 初回契約時には使えない
  2. 料金の全額(税抜き)をTello Dollarsだけで支払えるときだけ使える
  3. 自動更新では使えない(使われない)

私は初回から使えると思っていたので、初月無料じゃんって気で契約に進んだんですが、全然$10引きとか出てこないので無駄に何度もやり直したりしました(貧乏性)。初回契約後に付与されてますので、ご留意ください。

また、②がちょっとやっかいでして。Telloの料金設定の表を見るとわかる通り、この紹介ボーナス$10をちょうど使える契約プランがないんですよね。一番お得なのが1GB+500分の$9。どうしても1ドル分余ります。設定がやらしい。

逆に地味に嬉しいのは、Tello Dollarsを使う場合は税金がかからない点。例えば$6の契約をする際、税込みで$7.55だよと表示が出るのですが、Tello Dollarsで支払う場合は$6で済みます。誰かに紹介して追加のTello Dollarsをもらった際などには、効率よく消費するために参考にしてください。

1年間の携帯料金を最安にする契約戦略

上述したTelloの特性と制約条件、および私固有の前提条件を踏まえ、年間携帯料金を1ドルでも安くするプランを検討しました。先にポイントをまとめるとこんな感じ。

  • 無料通話はどうせ使いきれないけど、生活立ち上げフェーズでは色々と契約等で電話の機会があるので、最初にどかんと入れてあとは最小(100分)で繋ぐ
    • アメリカでは着信でも料金かかる点に要注意
  • 通信量は10GBが単価最安なので、なるべく10GBでどかんと契約したあと、
  • 帰国時になるべく残らないようにする

通信量単価は、無料通話100分の場合でこんな感じ。

スクロールできます
通信量+100分の場合
の月額料金
月額料金
/通信量
(月額料金-5$)
/通信量
0 GB$5
0.5 GB$6$12/GB$2/GB
1 GB$7$7/GB$2/GB
2 GB$11$5.5/GB$3/GB ←コスパ悪し
5 GB$16$3.2/GB$2.2/GB
10 GB$21$2.1/GB$1.6/GB ←お得

0GB/100分が$5であることから100分の無料通話+基本使用料が$5という認識に立つと、お得度で言うと10GBが最高、そして2GBや5GBはコスパ悪しということになります。また、0.5GBと1GBは単価同じなので、最後に無駄に余らないようにうまく使って調整します。

具体的なプラン

以上を踏まえた私の契約計画を示します。毎月3GBの通信量消費を前提として計算しています。

  1. 本執筆時点(2023/6/9)で契約済み
  2. 初回契約(2023/3/31)の後、1か月を待たずに通信量が足りなくなり(誤算)、4/23に契約更新しています
  3. 最初の更新タイミングでこの戦略を立てたため、遅ればせながら10GB+500分で契約
スクロールできます
No.手動更新日更新料
(税抜き)
契約時通信量残
(見込み)
契約通信量契約無料通話
1※12023/3/31$110 GB2 GB100分
2※1,2,32023/4/23$230 GB10 GB500分
3※12023/5/22$77 GB1 GB100分
42023/6/21$75 GB1 GB100分
52023/7/20$73 GB1 GB100分
62023/8/19$211 GB10 GB100分
72023/9/18$68 GB0.5 GB100分
82023/10/17$65.5 GB0.5 GB100分
92023/11/16$63 GB0.5 GB100分
102023/12/15$210.5 GB10 GB100分
112024/1/14$67.5 GB0.5 GB100分
122024/2/13$65 GB0.5 GB100分
132024/3/12
(~2024/4/11)
$62.5 GB0.5 GB100分
合計
(月平均)
$133
($11.1)
残0
(-)
38 GB
(3.2 GB)
1700分
(142分)

万が一の手動更新忘れを考えると、通信量がなくなりそうな更新月に10GB契約するという方針がリスクヘッジになるという考えです。

次チャンスがあればこうする

今思えばこうしておけばよかったなということがいくつかあるので、弟やわが子に伝えるつもりで残します。ポイントは以下。

  1. 初回の通信量はケチらずどかんと大きく
  2. ただし無料通話は2回目にどかんといくので初回は100分でセーブ
  3. Tello Dollarsを1回目の契約更新で使う
  4. 無料通話がなくなりそうだったら2回目の更新は1か月を待たなくてもOK(どうせ契約期間余る)
スクロールできます
No.更新料
(税抜き)
契約通信量契約無料通話契約時通信量残
(見込み)
1※1,2$2110 GB100分0 GB
2※3,4$91 GB500分7 GB
3$71 GB100分5 GB
4$71 GB100分4 GB
5$2110 GB100分2 GB
6$71 GB100分8 GB
7$71 GB100分6 GB
8$71 GB100分4 GB
9$2110 GB100分2 GB
10$71 GB100分9 GB
11$71 GB100分7 GB
12$60.5 GB100分5 GB
13$60.5 GB100分2.5 GB
合計
(月平均)
$133
($11.1)
39 GB
(3.3 GB)
1700分
(142分)

まあ言っても料金としては全部足すと$133で私のプランと同じなんですが、違いはTello Dollarsを極力余すことなく使えるって点と、何かと通信量消費しがちな初回に安心の10GBで契約しておくってところくらいです。1ドルでも安く契約したい人は参考にしてください。

ちなみに私は、みなさんが私の紹介コード使ってくれることに期待してまだTello Dollars残してます!

帰国後にも使うなら

アメリカで使用していた番号を帰国後にも(少なくとも当面は)使えるとなにかと便利です。インフラ関係のみならず知人からのtextメッセージが入ったりしますので。

日本でも継続的にTelloのtextメッセージを受信したい場合(iPhone限定)はこちらをご参照ください。

格安SIM「Tello」まとめ

「1ドルでも安く」のためにここまでの労力を割くかと、我ながらあほだなと思いますが、こういうのやらないと気持ち悪い貧乏性なので、やりきりました。最大の学びは「これだけめっちゃ考えても、年間数ドルくらいしか差が生まれない」ってことかも。ラクに行きましょう!

\あなたも私もお得!/

My referral code: P3ZBJ383

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次